タイのジュエリーはシルバージュエリーです。
タイといえば、首に輪を巻いた首長族を思い浮かべる人も多いことでしょう。
首長族であるカレン族はタイ北部からビルマにかけて主に山岳地帯に住んでいる民族です。
自然を敬い、霊を恐れて正直や誠実を美徳とする価値観を持っており、シルバー細工のモチーフにもその価値観は
反映されています。
タイのジュエリー、つまりカレン族の作る銀装飾品を装飾して、「カレン族シルバー」と呼ばれています。
カレン族シルバーと呼ばれるようになったのは最近のことで、その前はアンティークシルバー、山岳民族シルバー、
オールドシルバーなどと呼ばれていました。
タイのジュエリーはハンドメイドのため、似たようなデザインがあっても、世界に同じ物は2つとありません。
また、銀の純度92.5%以上のものを使って作られていることが特徴です。
銀の純度は厳守され、銀が手に入りにくかったころは古いコインを溶かしてシルバーアクセサリーを作ったといわ
れています。
タイのジュエリーは、彼らの自然を恐れ敬うアニミズムという思想が反映され、身近な動植物や生活道具をモチー
フとした作品が数多くあります。
もともと、自分たちが身につけるものしか作っていなくて市場に出回ることはなかったのですが、近年、現金交換
のために街へ持ちこむことも多くなり、タイのジュエリーとして私たちの目にも触れることとなりました。
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